ヤクルト！バレンティン！56号？阪神！

先日，ホームランの日本タイ記録（55号）を達成しました，ヤクルトのバレンティン
選手が日本新記録をかけて14日の阪神戦に先発出場します。
阪神タイガース，先発投手は藤浪投手！
タイガースはバレンティンに対し，真っ向勝負をしてくる
と表明しています。。


これには理由があるそうです。
1985年のランディ・バース事件が背景にあるからだそうです。


ランディ・バースといえば阪神タイガースにおける史上最強の
助っ人として伝説となっています。。


当時バース選手はホームラン数54本でした。あと1本打てば日本タイ記録
ですね！しかし，シーズンの阪神の最終戦の相手は巨人。
この時巨人はバース選手を敬遠しました。


ほとんどフォアボールだらけでまともに勝負しませんでした。
（そりゃそうですわな。だってもし1本でもホームランを打たれれば
王さんの記録に並ばれる恐れがありますし，場合によっては
「王さん越え」も十分ありえたわけですから・・・）


当然この時阪神ファンはブーイングだったそうです。
「勝負しろ！」とか「ひきょう者！」
とか。。

阪神タイガースからすれば，バース選手の打席は観戦したいですから
それを妨げられるのはたまったものでないでしょう。

おそらくこの時バース選手，監督，ファンともに残念だったでしょう。。


それから28年後，その時と同じ境遇に阪神がおかれました！
ヤクルトのバレンティン選手が日本新記録を目指し阪神と対決します。
もちろん，バレンティンには真っ向勝負で！

だってそうでしょ？もしバレンティンを避ければ，バースがされたことと全く同じ
ことをすることになります。バースの時は巨人にブーイングしました！「勝負しろと」
それではバース選手にもヤクルトファンにも面目が立ちませんよね！

なので真っ向勝負を挑むことです。

阪神はルーキーの藤浪投手！第1打席～第3打席まで全て真っ向勝負で
打ちとりました。

（ルーキーながら強打者を打ちとってるところがさすがだと思います）

その後も阪神のリリーフ陣に抑えられこの日バレンティンの
ホームランは出ませんでした。

試合後，バレンティン選手のコメント
「はやく，解放されたい」
です。

プレッシャーは相当あるようです。

以上，バレンティン選手についてでした。

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